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研修★身体拘束廃止研修

2019.12.13 - []

12月10日(火)と12日(木)、身体拘束廃止研修を行いました。

 講師は職員総合教育研修室の柳田一男室長です。

 身体拘束には、体を拘束する「フィジカルロック」、薬を使用した「ドラッグロック」、
言葉による「スピーチロック」の3つがあります。
今回は、「見えない身体拘束~スピーチロック~」について研修しました。

 スピーチロックとは、具体的には
・どこに行くの?動かないで!
・だめ!しないで!
・そっちに行ったらダメですよ!
・座ってください、動かないでください!
・同じことばっかり言って!
・食べないの?食べてよ!
・・・といった、相手を制止させる言葉がけや、
表面的には丁寧でも内心相手を見下しているような言葉や態度のことです。

他県の介護施設での事例を視聴した後、
グループに分かれてスピーチロックについて話し合いました。
現場で聞いた・発したスピーチロックと思われる言動やその時の状況、
それを改善するにはどのように言い換え、対応したらよいのでしょうか?

 他の利用者を介助しているときや、別な仕事をしている時に
利用者の方が車いすから動こうとすると
「座っていてください!」と言ってしまいそうになります。
このような時は、
「あと少ししたら一緒に行けますので、待ってもらえませんか?」
といったような、選択肢があり、本人の思いを聞くような言葉がけがよいようです。

 誰でも自分のしたいことを抑制されたり、
相手の考えを押し付けられたりすると反発したくなりますよね。

心の余裕をもち、相手の思いを尊重しながらこちらの思いを伝える・・・
そんな言葉がけをしていきたいと考える研修でした。

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