研修★OJT指導者研修会~OJTの進め方の確認~
2020.3.5 - [セミナー・研修]
3月3日(火)・4日(水)、「新規採用職員のOJT指導者研修会」と題し、OJTの進め方の確認・研修を行いました。もうすぐ新年度。4月に入職する新入職員を指導するポジションにある、経験年数3年以上の職員が参加しました。講師は、職員総合教育研修室の柳田一男室長です。
OJT(On-the-Job Training、オン・ザ・ジョブ・トレーニング)とは、実際に仕事をしながら訓練し、部下(後輩)の実践力を高めていく指導方法です。OJTを実践することで、指導する側もこれまでの仕事の取り組み方を見直すことができ、一緒に成長かつ組織の発展につながります。
OJTの進め方として基本となるのがPCDA(Plan-Do-Check-Action)です。アメリカの経営手法として生まれ、仕事を改善・効率化することができる方法と言われています。
P plan | 新入職員それぞれに合わせたOJT計画案を作成 ※1 弘前豊徳会OJT計画案(例) |
D Do | 計画を具体的に消化、振り返り日誌をつける ※2 OJT日誌(例)、OJT担当者用成長記録チェックリスト |
C Check | 習得度・理解度を確認。面談も行い、次の指導計画に反映 ※3 OJTチェックリスト、人材育成面談シート |
A Action | チェックした結果をもとに計画の調整や修正を行う |
※1~3はサンタハウス弘前でOJT指導の際使用しているものです。各事業所にデータがあるので、活用しましょう!
組織運営で最も重要な資源である「人材」を育てるというプレッシャーを感じ、自身の日常の業務にプラスされることでハードに感じるかもしれませんが、これまで培ってきた価値観や味わった達成感を伝え、ともに職務に取り組んでいきましょう。
上手く進めるには、自身も指導内容をよく理解し、相手(後輩)の立場を考え「分からない」ところを探りながら、丁寧な言葉づかいで指導すること。お互いにモチベーションを保つことが大切ですね。