研修★新規採用職員研修「感染対策」
2020.4.14 - [セミナー・研修]
4月14日(火)、新規採用職員を対象に「感染対策」の研修を行いました。
講師は、職員総合教育研修室の柳田室長です。
私たちが日々接している高齢者の方々は、感染症に対する抵抗力が低く体力もないので、発症者が出るとあっという間に感染が広がります。ウイルスなどの感染源を「持ち込まない、持ち込ませない」ようにしなければなりません。
そのために、徹底すべきはスタンダードプリコーション(標準予防策)! スタンダードプリコーションとは、感染症の有無に関わらず、職員・入居者様・利用者様に関わらず、汗をのぞく血液や体液、分泌物、排せつ物、傷のある皮膚、粘膜には感染源となるものが含まれていると考え、日常的に講じる予防策のことです。手指衛生や防護具の着用など数項目あります。
手指衛生
ケアの前・後には必ず手を洗いましょう。15~30秒かけて、親指や指先、爪、手首と細かいところまで洗わなければなりません。加えてアルコール消毒も行い、ハンドクリームでお手入れしましょう。(手荒れが悪化すると皮膚の凸凹した部分にウイルスや菌が付きやすくなります!)
防護具の着用
相手の体液や排せつ物などに接触する可能性がある場合は、マスク、手袋、ゴーグル、ガウン(ビニールエプロン)といった防護具を着用ましょう。外す際にも注意が必要です。例えば、マスクを外す時は表面に触れないで、ゴムバンドをつかんで外します。
そして、自身の健康管理も大切です。健康を保ち、ウイルスや菌に負けないよう免疫力をつけましょう!
新型コロナウイルス感染症の予防にも共通する内容なだけに、みなさん真剣でした。