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出前講座をしてきました

2020.9.21 - []

9月18日(金)、藤崎町立藤崎小学校で開催された「令和2年度福祉の仕事“あれこれ”出前講座」(主催/社会福祉法人青森県社会福祉協議会、青森県福祉人材センター)で、サンタハウス弘前から柳田さん(職員総合教育研修室 室長)と溝江さん(通所リハビリテーション 部門管理責任者)が講師を務めました。
4年生の児童に、講話や車いす・高齢者疑似体験を通して、高齢者について理解を深める授業を行いました。

まずは、高齢者について理解していただくためのお話。
「高齢者って、どのような人の事をいうか知っていますか?」という問いに、「老人!」「年をとった人!」「60歳以上の人?」と様々な回答が。法律やWHOでは65歳以上を高齢者としていることを知ると、さっそくメモしていました。

児童の皆さん反応が良く、前方のスクリーンを見て話を聞いては一生懸命書き留めていました。特に、年をとると骨が弱くなること、物が黄色がかって見えるようになることについては驚きの声が上がり、高齢者の耳の聞こえ方を体験したときは「もやもや聞こえるー!」と多くの反応がありました。

次は、車いす体験と高齢者疑似体験を行いました。車いす体験では、実際に車いすに座り介助役の友だちに車いすを押してもらう体験、自分で車いすをコントロールし移動する体験をしました。

高齢者疑似体験では体験セットを身につけました。ひじと膝が動かしにくくなるサポーター、高齢者の視界が体験できるゴーグル、筋力の低下による動かしにくさを体感するための重りを手・足首装着し、前かがみの姿勢で歩いてもらいました。「見えない!」「重くて動きにくい!」と言いながら盛り上がっていました。

児童からは「一人で車いすに乗るのは大変だった。車いすの人を見かけたたら手伝ってあげようと思いました。」「一緒に住んでいるおばあちゃんの腰が曲がっていて、痛いのかな、どんな感じなのかなと気になっていたけど、体験しておばあちゃんの気持ちが少し分かりました。」と感想をいただきました。

高齢者について理解を深めていただけたようで良かったです。家族や、街で出会った高齢者の方と接するとき、今日の授業を思い出して活かしていただけるとうれしいですね。
※写真は許可を得て撮影・掲載しています。

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