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令和2年度新規採用職員1年目研修

2021.3.25 - []

3月23日(火)、4月に入職した職員を対象に1年目研修を行いました。
第一部では、これまでの研修内容も振り返りながら「チームワーク」について学びました。講師は職員総合教育研修室の柳田室長です。

介護施設でのチームワークとは利用者様・入居者様の目標(例えば、車いすを使用せず立って歩きたいなど)に向かい、介護職員だけでなく、医師、看護職員、管理栄養士、作業療法士、相談員など共に関わっている職員と、利用者様・入居者様のご家族、そしてご本人も一緒に取り組んでいくことです。

介護の仕事をする上で、誰のための介護か考えることが大切ということも再認識しました。「利用者様のため」ではなく「介護職員のため」の介護になっていることはないでしょうか? この時にも活かされるのがチームワークで、自分自身では誰のための介護か気づけなくなっていても、共に働く介護職員や他職種の職員の意見を聞くことで気づくことができます。

第二部では、職員総合教育研修室 室員の工藤さんの進行で、グループワークをしました。「わかりやすく伝える」「相手の話に尊敬の念を持ち、耳を傾ける」「アドバイスや共感、励ましなどを伝える」ことを実践しました。参加者はお互いに、「このような利用者様・入居者様にはどのように対処したらよいか、このような対処で良かったのか」など仕事での悩みを話しました。

一人で抱えて悩んでいたことを、同期の仲間に共感してもらい、「自分の場合こうしている」「こういう考え方をしたらどうか」などアドバイスをもらったことで、前向きになれたようです。

最後に、柳田室長から「2年目は専門性を高めるだけでなく、社会的視野を広げながら頑張ってください」と激励の言葉がありました。

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