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防火防災研修

2021.6.28 - []

6月25日(金)、全事業所の職員を対象に防火防災研修を行いました。講師は、施設管理部で防火防災管理者を務めている猪股さんです。

消防法により、建築物などには火災を防ぐ、またその被害を最小限にとどめるため、大きく分けて以下の消防用設備を整えることが義務づけられています。
①消火設備・・・消火器、消火栓、スプリンクラー、水バケツなど
②警報設備・・・自動火災報知設備、消防への通報設備など
③避難設備・・・非常用滑り台、誘導灯など

今回は、サンタハウス弘前の消火設備について学びました。
まずは消火器です。消火器には粉末消火器、強化液消火器、二酸化炭素消火器と種類があります。サンタハウス弘前で主に設置されているのは粉末消火器です。粉末消火器は炎の抑制効果が高く、素早い消火ができます。放射時間・放射距離が短いので火元を的確に狙うことが大事です。

各施設には消火栓が設置されています。消火栓と書かれた扉を開けると15mの筒状のホースが収納されています。1名でも操作可能ですが、ホース内に水が通ると暴れる可能性があるため2名での操作が理想的です。

施設の各階にはスプリンクラーとスプリンクラー制御弁室があります。火災が起きた場合、火の熱でスプリンクラーを覆っているカバーが融け、自動で散水されますが、水を止めるためには手動で制御弁室のバルブを閉めます。

火災が起きた時、初期消火や避難誘導は落ち着いて素早くしなければなりません。いつでも使えるように、消火設備の場所や操作方法は避難訓練で確認しましょう。また、消火設備付近や避難経路に物が置いてあると妨げになります。物を置かないように心がけ、もしも置かれているのに気が付いたら移動させましょう。

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