スタッフブログ

オンラインコンサートで被災地入居者様を元気に!

2021.8.2 - []

サンタハウス弘前では、東日本大震災被災地において施設入居が難しい高齢者を受け入れており、この10年の活動で延べ196名が避難入所しています。現在も岩手・宮城・福島より53名が弘前市で暮らしています。被災地支援活動の概要はこちら、被災地支援活動のブログはこちらをご覧ください。

7月30日(金)、被災地からの入居者様を対象に、弘前市での生活をより豊かに過ごしていただけるよう、オンラインで交流会が行われました。
コロナ禍で直接のふれあいができないのは残念ですが、今回は、弘前大学教育学部附属小学校の吹奏楽団より児童14名が入居者様に元気を届けました。

「ドレミの歌」など5曲が演奏されました。
福島にゆかりのある曲「星影のエール」も演奏されました。朝のテレビドラマの主題歌にもなっていたのでなんとなくわかる方もいたでしょうか。
交流では、児童が行ったことのない土地で暮らしてきた入居者様に興味津々で、質問が次々でました。
「みなさんはどこから来ましたか?」「好きな食べ物は何ですか?」「好きな動物は何ですか?」
それに対して入居者様より、「宮城県の、気仙沼市ってとこからです」「福島だよ」「好きな食べ物は魚」「好きな動物はトラ」と回答が!
「トラ」は意外な答えで児童から歓声があがりました。逆に「僕の好きな動物はハリネズミです!」と教え合いました。
児童がカメラの前で手をふると
入居者様もふり返してくれました。
児童のパワーをもらって活力がわく入居者様の姿を見ることができました。やはり子供たちの力はすごいです。
附属小学校吹奏楽団のみなさん、ありがとうございました。

※この事業は日本財団2021年度採択事業「岩手県・宮城県から避難入所した要介護高齢者の帰郷支援」と、令和3年度福島県県外避難者帰還・生活再建支援補助金の採択事業「青森県弘前市の介護施設に避難入所した要介護者等に係る帰郷支援事業」によって開催されました。
※許可を得て撮影、掲載しています。プライバシーに配慮し、写真の一部を加工しています。

Translate »