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研修★介護基礎技術(実技確認編)

2022.5.20 - []

5月12日(木)、全事業所の職員を対象に介護基礎技術の研修を行いました。講師は、介護老人保健施設 サンタハウス弘前でユニットリーダーを務めている、竹浪さん、高橋さん、松岡さんです。今回は「実技確認編」ということで、前回のおさらいをしながら、立ち上がり動作や移乗の介助の基本を学びました。(前回の研修の様子はこちら→「新規採用職員研修★介護基礎技術」

研修は、前回同様ボディメカニクスを意識しながら行いました。
立ち上がり動作を介助する時のポイントの一つは、利用者様・入居者様の体を前にたおす(お辞儀のような姿勢をする)ことです。体を前にたおして重心を前に移動するのは、人間が立ち上がる際に自然にしている動作であることを忘れないようにしましょう。

全介助が必要な利用者様・入居者様の立ち上がり動作を介助する際のポイントはできるだけ体を密着させることです。重心が近いと安定し介助者は力を入れやすくなります。

お互いの体が離れていると、利用者様・入居者様の体を支える面積が少ないので、介助者の負担が大きいだけでなく、相手の体がずり落ちけがにつながる危険性もあります。

立ち上がりから車いすへの移乗の介助では、利用者様・入居者様の座る位置が浅い時の対処法についても学びました。

参加した職員は、ボディメカニクスを活用した時の力の使い具合が全然違うことに驚き、ボディメカニクスを理解することの大切さを学びました。「もう一度やらせてください」と積極的に説明を聞いていました。
研修では基礎を学びましたが、現場では利用者様・入居者様に一人ひとりに合わせた介助をしなければなりません。研修で学んだことを活かしながら、現場の先輩職員のアドバイスを聞き、細かいところに気を配り、安心・安全な介護を目指しましょう。
次回の介護基礎技術研修では、テストをします!

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