サンタハウス弘前公園を会場に、イベントが開催されました
2024.9.9 - [イベント・サービス付き高齢者向け住宅「サンタハウス弘前公園」・弘前版全世代・全員活躍型生涯活躍のまち 交流・活躍の場創出事業]
8月31日(土)、サンタハウス弘前公園(弘前市元大工町)を会場に、社会福祉法人千年会が主催する「おいで!弘前」が開催されました。千年会は弘前市原ケ平にあり、障がい者支援施設などを運営しています。「おいで!弘前」は、サンタハウス弘前公園も取り組んでいる「弘前版全世代・全員活躍型生涯活躍のまち 交流・活躍の場創出事業」で実施しています。
今回は「コーヒーと郷土領地」というテーマで、「しとぎもち」と「いなりずし」を作り、コーヒーと一緒にいただくという内容でした。
郷土料理について教えてくださったのは、柴田学園の今村麻里子先生(写真中央)です。
まずは、しとぎもち作り。かぼちゃを使った「秋色しとぎもち」です。米粉は青森県産を使用し、水の代わりにりんごジュースを使うのがポイントです。
あんこを包んで平らにし、ホットプレートで焼きました。ひっくり返して両面焼きます。焦げ目が良い感じ♪
次にいなりずしを作りました。紅生姜をたっぷり入れたピンク色のいなりずしとくるみをいれた白いいなりずしの紅白いなりずしです。津軽のいなりずしは甘く、ごはんがぎゅうぎゅうに詰まっています。津軽の人は砂糖が貴重だった時代、普段は質素な生活をしていても、人が集まる特別な日は、砂糖をたっぷり入れて甘くし、おあげの口がしまらないくらいケチらずにご飯を詰めたいなりずしでもてなしていたそうです。
完成したしとぎもちといなりずしは、コーヒーと一緒にいただきました。弘前市は「珈琲の街」ともいわれており、その歴史は古く、現在も多くの喫茶店がコーヒーを提供しています。今回コーヒーを提供してくださったのは、喫茶ルミエの神知彰さんです。紅生姜のさわやかさに合う豆を選んで淹れてくださいました。
コーヒーをひとくち飲んで「おいしい♪」「(しとぎもちやいなりずしに)合う!!」と多くの参加者が驚いていました。
参加者は会話も楽しみながら、今村先生や神さんの説明を熱心に聞いていました。しとぎもちやいなりずしの作り方とポイント、作られた背景、おいしいコーヒーの淹れ方はとても興味深かったようです。親子で参加した方は「おいしく出来た」と話し、お子さんは和菓子が好きとのことで完食していました。みんなで一緒に楽しみながら、弘前の食の魅力を知ることができたようです。
サンタハウス弘前公園の交流スペースやオープンキッチンは、今回の催し物のように「会場」としてご利用いただけます。詳しく知りたい方は、サンタハウス弘前公園(☎0172-88-7707/阿保)にお問い合わせください。
※プライバシーに配慮し、写真を加工して掲載しています