令和６年度の介護報酬改定の中に、地域包括ケアシステムの深化・推進の一つとして「看取りへの対応強化」があります。
サンタハウス弘前では、各事業所の全職員を対象に、看取り介護に関する研修を総論と各論の年２回実施しています。

７月９日（火）と１０日（水）に行った「総論」では、死生観についてグループワークをしました。
「よく生きる」とはどういうことか、利用者様・入居者様が亡くなった時の経験や気持ちについて話し合ったほか、看取り介護で大切なこと・大変なことは何かについて話し合いました。

８月２７日（火）と２８日（水）に行った各論では、エンゼルケア（死後の処置）の実習を行いました。夜間などの職員が少ない時間帯でもできる方法を、看護職員が実演しました。

故人へ声がけをするなど尊厳を守るエンゼルケアの方法やご家族への対応の大切さを学びました。