スタッフブログ

研修 防火・防災研修

2021.2.22 - []

2月19日(金)、全職員を対象に「防火・防災研修」を行い、16名の職員が参加しました。講師は施設管理部の猪股耕史さんです。

災害などにより停電すると、サンタハウス弘前では、いろいろな設備が使えなくなる可能性があるので、対策や備えが必要です。
例えば、廊下やホールには非常照明がありますが、入居者様の居室にはないので懐中電灯などが必要です。みんなが分かる、すぐ取り出せる場所に懐中電灯などを用意しましょう。
非常用自家発電機と可動式発電機があり、それらが稼働している間は使用できるコンセントが各事業所にいくつかあるので、どのコンセントが使用できるか把握しておきましょう。停電時でも稼働が必要な設備の優先順位を決め、それにかかる電力量を把握しておくといいですね。
また、各所に水を送るポンプが稼働しなくなるため、最寄りの貯水槽からバケツで運んだり、ホースをつないで汲み取らなければなりません。

停電時は床暖も止まってしまいます。内部の温水が温かいうちはいいですが、冷めてしまうと床も冷たくなってしまいます。
寝たきりの入居者様を避難させたが、ベッドが足りない場合もあるでしょう。今回は、冷たい床から少しでも離れられるよう、ダンボールベッドを作る体験もしました。材料のダンボールは、日頃使用している入居者様のオムツなどの空きダンボールです。完成したダンボールベッドに寝てみた職員は「思ったより頑丈で驚いた。」と言っていました。

今回の防火・防災研修では停電時・断水時のサンタハウス弘前での対処法について学びました。日頃から、どこに何があるのか、いざという時の職員の動きを全職員が把握し、それを確認することが大切だと感じました。

Translate »