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研修★ハラスメント対策

2021.9.22 - []

9月22日(水)、サンタハウス弘前の職員総合教育研修室より、福原智子室員を講師に、ハラスメント対策研修が行われました。
今年は「役職員対象ハラスメント防止研修」「ハラスメント相談窓口担当者研修」「全職員対象ハラスメント防止研修」と、全職員がハラスメントに関する研修を受けています。

今回の研修では、厚労省の「あかるい職場応援団」→動画で学ぶハラスメント のページにあるパワハラ、セクハラ、マタハラの動画を見て、意見交換をしました。「昭和か?」と思うようなハラスメントの事例がたくさんありますが、最近の事例だそうです。

「あんな風にみんなの前で叱責されたら本人だけでなくて周りもいたたまれない」
「昔はこれで士気が上がったのかもしれないけど、今はこれでやる気出す人がいるのかな」
「好きな人にくっつかれるのは嫌じゃないけど、そうじゃない人にはあまりくっついてほしくない。セクハラと思うかどうかは人によるのかもしれないけど…」
「こうやって陰口を言う前に、だれか教えてあげなかったのかな?メールだけじゃなくてネットで悪口拡散にもつながりそう」
「やっぱり普段の人間関係がどうなってるかで対応が変わりそう」
部下の立場、先輩の立場でいろんな意見が出ました。

動画では、ハラスメント対策として言葉の言い換えや、指導の仕方(怒るのでなく叱る)、セクハラは無視すると肯定と受け取られるため、きっぱり断る勇気も必要、などの対策も紹介されています。

動画以外の事例では、普段誰にでも明るくフランクに挨拶する人が、特定の人にだけ敬語で挨拶するというのも取り上げられました。一見丁寧ですが「嫌われてるのかな」と思ってもおかしくありません。また、それが長という立場の人ならなおさら、苦手と思う人を排除しがちで、立場の弱い職員は辞めるしかないと思い込んでしまいます。

誰もが被害者、加害者になる可能性があります。
1人1人が相手の立場にたって、相手の嫌がることはしないという基本的なことを心掛け、そして企業は気軽に意見を言える職場環境づくりに徹しなければなりません。

ハラスメントを受けた人のうち8割が我慢していて、実際に相談した人はわずか3%というデータも福原さんから見せていただきました。
サンタハウス弘前のハラスメント相談窓口担当者は18名いますので、悩んだら誰でもいいので話してみましょう。また、厚労省のページにも相談窓口一覧がありますので、どうしても解決が難しそうな場合はご覧ください。

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