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震災から11年を偲び…オンライン交流会とお花の贈呈【日本財団助成】【福島県県外補助金】

2022.3.11 - []

震災から11年を迎えた3月11日(金)。
サンタハウス弘前では、岩手・宮城・福島の被災地から避難した要介護高齢者の受入を、現在も続けています。
この11年で延べ200名以上を受け入れ、現在も51名がサンタハウス弘前で暮らしています。長い間ふるさとへの帰郷が難しい方のために、ふるさとの人との交流会や、弘前市民との交流会などを企画しています。

この日、「東北パフォーマンスネットワーク」とのオンライン交流会を行いました。
サンタハウス弘前10号館の2階、3階、4階から総勢40名の入居者様が参加。パフォーマンスを披露してくださったのは、仙台市在住のMontaさん(写真上段右)と福島県出身のさとうゆみさん(写真上段左)です。

画面上で、ジャグリングやバルーンアートを見せてくださいました。

ゆみさんが作ってくれたバルーンは、なんと画面を超えて入居者様のもとへ!バルーンのお花やウサギが手元に来て嬉しそうです。

Montaさんも負けじと有名なネズミを作ってくれました!入居者様「ミッ●ーだ」「すごいねえ」
これも画面を超えて入居者様に届きました。

また、震災復興を応援するプロジェクト「つなげよう花の心」から「入居者様の心の癒しになれば幸いです」と、福島県産のお花が贈られました。各ユニットに1鉢ずつ、そしてお花が好きな入居者様にもプレゼントされました。

アンスリウム(川俣町) ユキヤナギ(須賀川市) ストック(会津坂下町)が使われているそうです。
お花が好きな入居者様も多いので、とても喜ばれました。

2時46分、黙とう。

何年経っても辛い記憶の日ではありますが、健やかに過ごしてほしいという願いが各地から届けられ、暖かい気持ちになった交流会でした。今も「時々思い出して悲しくなる」と仰る入居者様がいます。楽しい記憶を増やして、毎日が少しでも明るくなりますように。

※この交流会は2021年度日本財団助成、福島県県外避難者帰還・生活再建支援補助金の、両助成事業の一環で実施されました。

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