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研修★介護保険の理解

2022.5.31 - []

5月25日(水)と26日(木)、全事業所の職員を対象に「介護保険の理解」というテーマで研修を行いました。講師は、職員総合教育研修室の工藤さんです。

介護保険とは、介護が必要になった人がその人らしい暮らしを続けられるように、さまざまな介護サービスを利用できるよう、社会全体で支える制度です。私たちは、40歳から介護保険料を支払う義務があります。

介護保険サービスを利用できる人は、次の通りです。
①65歳以上の人(第1号被保険者)で支援や介護が必要だと認定された人
②40~65歳未満(第2号被保険者)で特定疾病により支援や介護が必要だと認定された人
認定は市町村に申請することで受けることができ、要支援1~2、要介護1~5の区分で認定されます。

利用できる介護保険サービスは、
・入所系(介護老人保健施設、グループホームなど)
・通所系(通所リハビリテーション、デイサービスなど)
・訪問系(訪問看護、訪問介護など)
・相談系(居宅介護支援、地域包括支援センターなど)
のほか、福祉用具貸与や住宅改修でも利用できます。

また、申請したものの非該当と認定された場合、地域支援事業の中から「介護予防・生活支援サービス事業(事業対象者)」や「一般介護予防事業」のサービスを利用することができます。
★弘前市の介護保険事業について詳しく知りたい方は、弘前市の介護保健福祉ガイドブック・認知症ガイドブック(認知症ケアパス)』をご覧ください。

2025年には団塊の世代全てが後期高齢者になります。そして、2040年には団塊ジュニアと呼ばれる世代も後期高齢者となりはじめ、高齢者人口はピークをむかえるとされています。
国は2025年・2040年問題を見据えて、介護保険制度を継続可能とするため「介護予防」に重点を置くと考えられます。
各種介護保険サービスを提供する私たちも、国・県・市町村(弘前市)の現状を踏まえた広い視野をもちつつ、介護の仕事に向き合っていきたいですね。

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