研修★介護基礎技術 発展編
2022.6.15 - [セミナー・研修]
6月9日(木)、全事業所の職員を対象に介護基礎技術の研修を行いました。今回は「発展編」ということで、これまでの復習をした後に実技試験を行いました。講師は、介護老人保健施設 サンタハウス弘前でユニットリーダーを務めている、松岡さん、高橋さん、竹浪さんです。
↓これまでの介護基礎技術研修の様子はこちら
①新規採用職員研修★介護基礎技術
②研修★介護基礎技術 実技確認編
今回の研修のポイントは、以下の二つ。
・ボディメカニクスを意識する
・入居者様の残存機能を活かせるよう声がけする
例題に沿って離床→立ち上がり→車いすへの移乗→車いすからベッドへの移乗→臥床の流れで行いました。
例題 Aさんは左片麻痺があり、ベッドに寝ています。 車いすに移り、外を見たいと訴えています。外を見たら、再びベッドで休みたいそうです。 自己紹介をしてから、Aさんの体調確認を行い、介助に入ってください。 |
まずは、講師のアドバイスを受けながら、一つ一つの動作を確認しました。不安なところを講師に確認しながらもう一度やる職員もいました。
次は、一連の流れで介助をする実技試験です。
参加した職員は緊張した様子でやっていましたが、しっかりとできたようです。
最後に講師からは、離床や立ち上がった時の体調確認の必要性について説明がありました。起き上がった時、「めまいを感じる」など訴えがある場合は、体調不良や立ち上がった際に転倒などの危険もあるので、無理をせず休むようにしましょう。
また、次にどのような動作をするか声がけすることは、入居者様に安心感を与え、自分自身も確認しながら介助できるので、大切なのだそうです。
研修で学んだことは介護技術の基本です。研修で学んだことを身につけ、入居者様一人ひとりに合わせた、安全・安心な介助をしていきましょう。