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研修★心の健康とコミュニケーション

2022.7.13 - []

7月4日(月)、「心の健康とコミュニケーション」というテーマでメンタルケアに関する研修を行いました。講師は、職員総合教育研修室 室員の福原さんです。

まずは、自分自身の心の状態を知ることができるように「元気な心の状態」と「疲れた心の状態」について知りました。心が元気であれば、物事を寛容に受け止めることができたり、いろいろなことに意欲的になることができたりします。一方、心が疲れているとささいな事で腹が立ったり、集中できなかったりします。

研修では、心を良い状態に保つためのポイントを学びました。
偏った見方をしない…「全か無か」「○○すべき」「何でもマイナス化」といった考え方はストレスを生みます。
足し算の幸福論…あって当然と思っていると、わずかでも手に入らないと不服・不満を感じてしまうので、今あるものに幸せを感じる見方をしてみましょう。
他人を変えようと思わない…役割期待のズレや「言わなくてもわかる」という思い込みがストレスの要因になります。他人は自分の好み通りに変わらないという認識が大切です。

また、良い人間関係も心を良い状態に保つために重要です。研修では、職場のコミュニケーションに大切な要素として以下があげられました。
言葉‥あいさつやお礼などきちんとしているか、敬語など場に合った言葉使いをしているか、「でも」「だって」「ですが」など否定的な言葉をよく使っていないかなど
表情、しぐさ、容姿…不快な表情や不機嫌そうな表情をしていないか、衣服は清潔か、髪が乱れていたり無精ひげが生えたりしていないかなど
話し方、トーン…早口になっていないか、ちゃんと相手を見て話をしたり聞いたりしているかなど
自分はどうかチェックしてみましょう。

入居者様・利用者様が安心して心地よく過ごせる環境をつくるためにも、心を健康に保つことの大切さと、相手への想像力を働かせて関係を築くことの大切さを学ぶことができた研修でした。

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