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研修★介護職員向けの防災研修

2022.11.26 - []

11月22日(火)、外部より講師をお招きし、各事業所の全職員を対象に「介護職員向けの防災研修」を実施しました。講師は、青森県健康福祉部高齢福祉保険課介護事業者グループの中田英聖氏、NPO法人青森県防災士会青森支部長の三浦一郎氏、弘前支部長の工藤廣道氏です。

中田氏によると、この研修は、青森県健康福祉部高齢福祉保険課が、令和2年の豪雨災害で被災した熊本県の介護施設を教訓に、介護施設等の職員の防災知識の習得及び災害への対応力向上のために実施しているものです。
研修では、三浦氏より、これまで発生した自然災害やその規模、災害(台風・大雨)の対応について説明がありました。重要なことは「自分の所は大丈夫と安心しない」ことだそうです。

入居者様の搬送方法についても学びました。
一人で背負って搬送する場合は、腕を入居者様の足の外側から膝の下に通して太もも抱え、手を交差させて手首をにぎります。この方法だと、片手をあけることもできます。

二人での搬送方法も教えていただきました。

また、被災時に役立つダンボールベッドやテントの実演もありました。
今回使用したダンボールベッドは、慣れると一人で1分程度で組み立てられるそうです。

強度を確認。「しっかりしてる」と驚く職員。

防災用・避難用テントは、90cmほどの円形から、2m四方の大きさになります。

災害発生時、落ち着いて対応するためにも、研修や訓練に参加して理解し、体験することが大切です。
中田様、三浦様、工藤様、ありがとうございました。

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