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研修★介護保険制度における介護施設の安全対策・事故防止

2023.12.27 - []

10月23日(月)、24日(火)、12月18日(月)、19日(火)に安全対策体制加算対応研修を行いました。講師は、特別養護老人ホーム サンタハウス弘前でユニットリーダーを務める笹昌志さんです。

令和3年度の介護報酬改定では、安全対策に係る基準が変わり、加算・減算が新設されました。基準では、事故の発生または再発を防止するために、以下の措置を講じなければならないとしています。

イ 事故発生防止のための指針の整備

ロ 事故が発生した場合等における報告と、その分析を通じた改善策を従業者に周知徹底する体制の整備

ハ 事故発生のための委員会及び従業者に対する研修の定期的な実施

ニ イからハの措置を適切に実施するための担当者設置

笹さんは安全対策に関する所定の外部研修を受けており、研修では「介護保険制度における介護施設の安全対策・事故防止」について話しました。

安全対策はリスクマネジメントとも言い、日頃から介護サービス提供における職員の行動の確認や研修・訓練等を行い、様々なリスクを未然に防止し、リスクが生じた場合に適切・迅速な行動をとれるよう、備えてくことが重要です。
介護現場で想定される事故には、転倒・転落・誤嚥・誤薬など様々あります。事故を防ぐための環境整備や、介護職員一人ひとりのケアの質の向上が必要です。
また、以下を心掛けて安全対策に取り組むことが大事とされています。

①「人は誰でも必ずミスをする」を前提に活動する

②人にミスをさせる原因も含めすべての事故原因を究明し除去する

③人がミスをしても事故につながらない仕組み作り

④個人責任の追及は絶対にしてはいけない

そして、安全対策は多職種が連携して取り組むことが大切です。

利用者様・入居者様が健康で安全に過ごすためにも、安全対策の重要性を再認識した研修となりました。

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