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研修★ノロウイルス感染症対策研修

2024.3.19 - []

3月6日(水)、各事業所の看護職員を対象に、ノロウイルス感染症に関する研修を行いました。講師は、訪問看護ステーション トナカイハウスの工藤管理者と特別養護老人ホーム サンタハウス弘前 看護職員の楠美さんです。
まずは、ノロウイルスについてや、感染者発生時の注意と観察ポイント、消毒に使用する次亜塩素酸ナトリウム希釈液の作り方について確認しました。
ノロウイルスは感染力が強く、ウイルスの生存期間が長いので、的確な初動と感染対策の徹底が重要です。
感染を広げないために、次のことは最低限出来るようにしましょう。
・正しく吐物を処理する
・防護具を正しく着脱し、自分の手(体)につけない
・正しい手洗い・手指消毒をしてウイルスを媒介しない
次に、演習を通して、吐物処理の手順とポイントを確認しました。
立っている人が嘔吐した場合、吐物は半径2mの範囲で飛び散るとされています。研修では吐物の代わりに、水にとろみ剤でとろみをつけ、食紅で色を付けたものを使用しました。
吐物全体にペーパータオルや新聞紙をかぶせ、その上に消毒液をかけます。
かぶせたペーパータオルや新聞紙を中央に集め、拭き取ります。
新聞紙の方が面積が広く使いやすかったようです。
ノロウイルス感染症について、様々なことを再確認した研修でした。研修内容を各事業所の介護職員と共有し、万が一の発生に備えます。
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