スタッフブログ

研修★看取り介護に関する研修

2025.10.7 - []

サンタハウス弘前では、各事業所の全職員を対象に、看取り介護に関する研修を毎年2回行っています。
 
7月に実施した総論研修では、看取りまでの過程と、それぞれの場面での職員の対応について学びました。また、他施設のグループホームの事例を読み、感想や看取り経験を話し合うグループワークを行いました。
8月に実施した各論研修では、ACP(アドバンス・ケア・プランニング/人生会議)について理解を深めました。ACPとは、万が一に備え、本人・家族などと医療・ケアチームが繰り返し話し合い、共有する仕組みのことです。
研修では、津軽弁でACPを疑似体験できるカードゲーム「どせばいい?カード」を実施しました。「どせばいい?カード」は片面には一人称で「自分がどうしたいか」、その裏面には二人称「(大切な人に)○○させたい、○○してあげたい」が書いてあります。
今回は一人称カードで体験しました。余命いくばくと診断された時、「自分はどうしたいか」考え、自分の考えや思いをグループ内で共有しながらカードを交換していきます。
それぞれ価値観が違うこと、自分がしてあげたいことと相手がしてほしいことは必ずしも一致しないことに気付きながら、自分の最期について、ひいては入居者様の終末期について考える機会となりました。

 

〇「どせばいい?カード」について、もっと詳しく知りたい方は、こちらのブログをご覧ください→
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